緑化推進会とは
和歌山県における緑化に関する普及啓発や各種募金による緑化活動への支援などにより、緑豊かな県土づくりに寄与することを目的に活動している団体です。
緑化推進会の概要
概要・資料
設立許可 | 平成4年3月3日(平成4年3月4日設立登記) |
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代表者 | 理事長 川尾 尚史(和歌山県農林水産部長) |
所在地 | 和歌山市小松原通1-1(和歌山県森林整備課内) |
設立目的 | 和歌山県における緑化事業の推進と緑化思想の高揚を図ること、及び「緑の募金」を推進することにより、緑豊かな県土づくりに寄与することを目的とする。 |
基本財産 | 66,000千円 |
組織 | 公益財団法人 和歌山県緑化推進会 理事会 理事:18名 監事:2名 運営協議会 委員:9名 評議員会 評議員:11名 |
財務等に関する資料 |
事業内容
緑の募金、募金事業
- 緑の募金の普及啓発、募金活動、募金事業による県内各地の緑化活動支援
- 未来に託す森林づくり基金事業(緑の孫基金)
- 世界遺産の森林を守ろう資金事業
緑化普及啓発
- 各種イベントでの啓発活動、コンクールへの参加、かしの木バンク等
森林ボランティア等の活動支援
- 森林づくりに参加したいという個人や団体の相談に応じたり、森林づくりに関する様々な情報を提供し、森林ボランティア活動を応援しています。
青少年の育成
- みどりの少年団の活動支援等
わかやま森林づくりコミッション
和歌山県土の77%は森林におおわれています。森林は水資源の確保、洪水の防止、地球温暖化防止にもつながるのです!わかやま森林づくりコミッションは、森林づくり活動のサポートをします!
沿革
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平成4年3月3日民法34条による公益法人として設立
戦後、「荒れた国土に緑の晴れ着」をスローガンに県土の緑化に取組んできた前身の「和歌山県緑化推進会」(昭和25年発足)は、平成元年「みどりの日」が制定されるとともに、益々高まる森林・緑への期待と重要性が増すなか、これに応え得る組織とするため、発展的解消し、より豊かな緑環境づくりを推進する「財団法人和歌山県緑化推進会」を設立した。 -
平成4年3月4日法人設立登記
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平成8年3月14日和歌山市小松原通1-1(和歌山県森林整備課内)
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平成8年3月14日緑の募金による森林整備等の推進に関する法律(平成7年法律第88号)
略称「緑の募金法」第5条の指定を受く。 -
平成8年9月13日基本財産 6,600万円となる。
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平成9年3月7日寄付行為の変更(緑の募金関係)
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平成9年5月28日「緑の募金運営協議会」の認可
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平成22年3月5日新公益法人制度[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成18年法律第50号)第44条の規定]に基づく、公益財団法人の認可
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平成22年3月9日新公益法人制度に基づく、法人設立登記「公益財団法人 和歌山県緑化推進会」
緑化推進会の活動
森林づくり活動や、ボランティアによる森林の整備・保存活動などを紹介します。
森林ボランティアの活動
森林は循環資源である木材の供給をはじめとして、水資源の確保や洪水の防止、国土の保全、レクリエーションや癒しの場の提供、動植物の生態系の維持など、様々な役割を担っています。
さらには二酸化炭素を吸収することにより、地球温暖化防止に貢献するなど、森林の適正な管理は広く地球規模での環境保全に繋ります。しかし、近年、維持管理されず、間伐等の手入れの行き届かない森林も増えており、かけがえのない森林を整備・保育する森林ボランティアの重要性が高まっています。
活動報告
名称 | 第12回 紀伊半島三県森林ボランティア交流大会 |
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開催日 | 平成25年11月9日(金)~11月10日(土) |
開催場所 | 三重県南伊勢町・伊勢市 |
大会テーマ | 「海と川の結びつきを学ぶことにより自然環境を守ること」 |
みどりの少年団の活動
「みどりの少年団」は、次代を担う少年に、森林や樹木あるいは野鳥に親しむ機会を与え、校外における団体教育によって、規律ある生活のもとに、自然を大切にする思いや林業に関する知識を身に付け、豊かな人間性と健康で明るい社会人に育ってもらうように活動しています。
みどりの少年団は、その地域の小学生及び中学生をもって結成します。範囲は、学校単位だけでなく地区単位やクラブ単位でも結成できますので、興味のある方は、(公財)和歌山県緑化推進会 までご連絡下さい。
活動報告
名称 | 都市と山村みどりの少年団交流集会 |
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開催日 | 令和4年8月18日(木) |
開催場所 | 友ヶ島(和歌山市加太友ヶ島) |
※ 都市と山村みどりの少年団交流集会は、みどりの少年団相互の親睦や交流、各地域で行っている活動報告などを行うために、毎年、交流集会を開催しています。
かしの木バンク
かしの木バンクって何?
ドングリを貯金して苗木がもらえるみんなの銀行だよ!
公園や森でドングリをひろって、かしの木バンクにあずけませんか?
あなたがひろったドングリは、だいじに育てられりっぱな苗になります。
がんばってドングリを集めたらその苗がもらえます。
もらった苗をうえてあなたの町に緑をふやしましょう。

かしの木バンクのしくみ
ドングリを貯金して苗木をもらおう
こどもたちが集めたドングリをかしの木バンクにあずけます。
かしの木バンクはそのドングリ預金(お金の代わりにドングリを使用)として扱い、通帳を発行します。 ドングリは和歌山県林業試験場中辺路試験地で苗木に育てます。
苗木の使い方
預金者の要望により苗木を配布し、地域の緑化や森づくりに役立ててもらいます。このとき、配布する苗木の価格分のドングリを預金通帳から引き落とします。
苗木に関するご相談は、かしの木バンクまでご連絡ください。
ドングリを融資します
自分たちで育ててみようという皆さんにご融資します。ご返済は無用。かしの木バンクのドングリで地域にみどりが増えれば、それが何よりの私たちのふるさとへのお返しなのです。

- ドングリ受付期間:10月1日~11月30日
- 苗木配布期間:2月1日~3月31日
- ドングリ1個を1ドングリ(D)とします。
- 預金の払戻しは苗木をもって行ないます。払い戻す苗木1本当たりの価格は次のとおりです。
- 100ドングリ(D)…ウバメガシ・クヌギ・コナラ・アラカシ
- 200ドングリ(D)…その他
- 和歌山県内のこども達(主として小学生)ならだれでも参加できます。
- 預金できるドングリの種類は、ウバメガシ(県木)、コナラ、クヌギ、カシ類などです。
- ドングリの預け入れは、海草・那賀・伊都・有田・日高・西牟婁・東牟婁各振興局林務課内かしの木バンクへ。お気軽にお持ちください。
- 配布する苗木は上記樹種を含む緑化木で種子登録窓口にて配布いたします。

緑の孫基金
「緑の孫基金の森」事業はおかげさまをもちまして終了しました。
募金総額:30,644,670円
ご協力ありがとうございました。
事業内容
森林は、二酸化炭素の吸収、水資源の確保、災害の防止、保健休養、野生鳥獣の保護など、私たちに限りない恵みを与えてくれるかけがえのない財産です。私たちの子々孫々に、安全で快適な未来を約束するためにも、この素晴らしい財産を守り伝えていかなくてはなりません。
次代に引き継ぐ悠久の森林づくりを実施しました。
「緑の孫基金」は、後世に伝える豊かな森林を造成するための基金です。
皆さんにご参加いただいた「緑の孫基金」募金により、「緑の孫基金の森」が造成されます。
「緑の孫基金の森」は、霊場「高野山」を抱える神秘の地、高野町で実施しました。 広葉樹を中心に現地に合った樹木を植栽することで、多様な森林を目指します。
平成21年度をもって募集を終了しました。今後、皆様からいただいた基金を活用し、「緑の孫基金の森」を適正に管理していきます。
- 「緑の孫基金の森」には案内板を設置し、募金にご参加いただいた皆様のお名前を表示しています。
- 造成された森林に訪れていただき、「緑の孫基金の森」を身近に感じていただけるよう、位置や現況等について、ご案内いたします。詳しい内容については、公益財団法人 和歌山県緑化推進会にお問い合わせ下さい。(TEL:073-441-2973)